<馬革製造工程抜粋> |
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水漬け
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原皮を木製の「パドル」と呼ばれる容器で水漬けし、塩分や汚れをとり除き、生皮に近い状態に戻します。 |
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石灰漬け・脱毛
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アルカリで皮を膨潤させ、繊維をほぐすとともに、毛根をゆるめて毛を除去します。 |
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フレッシング
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原皮に付いている脂肪や肉を機械的に削りとります。 |
スプリッティング
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バンドナイフという機械で表革(銀面)と裏革(床革)の二層に分割します。 |
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鞣し(なめし)
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脱毛された皮は木製ドラムで長い時間をかけて鞣し処理をされます。「鞣し」というのは鞣剤により皮の繊維を固定し、耐久性を与えることを言います。この処理により「皮」が「革」になります。 |
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シェービング
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革の裏面を削って、目標とする厚さに均一に揃えます。 |
再鞣し・染色・加脂
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目的用途に合わせて、染料を用いてさまざまな色に革を染めます。その後、油脂を加えて革に柔軟性を与えます。 |
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ステーキング
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革の繊維を機械でよく揉みほぐし、革独特の風合いを出します。 |
塗装
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革の表面を保護し、希望する色、艶にするために塗装を施します。手塗りやロールコーター、スプレーマシン等の機械を使って革の表面に塗料を塗ります。 |
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艶出し
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加熱したロールの間を通して表面を平滑にするとともに、光沢を出します。 |
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計量 |
計量機で革の面積を量ります。(革は面積で売買されます) |